ノベライズ『操』が出ます
8月30日、小説『操 鳴神アキの異界事件簿』が発売されます。
操 鳴神アキの異界事件簿 元長柾木 糸色 KADOKAWA/エンターブレイン 2014-08-30 by G-Tools |
「プレイしてから読むか、読んでからプレイするか」
なんて昔の映画の宣伝文句みたいに言ってみたいところですが、個人的には(未プレイの方は)ゲームの方を先にプレイしていただけたらなと思います。
「異界」にとりこまれ悪霊の跋扈するようになった学園からの脱出を目指す……という、ジャンルとしてはホラーで、実際怖いんですが、とってもいい物語です。
刹那的なテンションとブラックユーモアが同居した独特の台詞回しが、すごく「今」を感じさせますし、全体としては哀切な青春物語になっていて、とても泣けます。
そこらへん、ぜひ先入観なく体験してほしいなと。もちろん、ゲームならではのホラー演出も、前知識がない方がより楽しめ(怖がれ)ますしね。
自分としては、これがはじめてのノベライズです(アンソロやトリビュートはありましたが)。
ただ、はじめて……ではあったものの、登場人物たちはすんなりと自分のなかに入りこんできて、執筆はとても楽しい作業でした。
筆者が楽しんで書いたのと同様に、既存のファンの方、これからプレイする方、小説から入る方、すべての方に楽しんでいただけるのではないかと思います。
なお、イラストは糸色さんが担当されています(ゲームではせんさん)。
その残酷&キュートなイラストは、『操』という作品がもつ危うい魅力を的確に描き出していて、こちらも必見です。
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