『星海大戦』
星海大戦 (星海社FICTIONS) 元長 柾木 moz 講談社 2011-04-15 by G-Tools |
ウェブサイト「最前線」連載の『星海大戦』が、このたび本になります。
光栄なことに、新レーベル「星海社FICTIONS」の創刊ラインナップに加えていただきました。
「星海社って何?」という方は、このへんをご参照ください。簡単にいうと、その筋では有名な編集者である太田克史さんが副社長およびイデオローグを務める、講談社100%出資の新しい出版社です(あまり説明になってない?)。
早くて4月14日夕方、おおむね15~16日には店頭に並ぶかと思われます。
ちょっと大きいB6サイズで、手にとって開いてみた感触もとてもリッチです。
男と男と男の誇りと天才が、星の海を舞台にぶつかり合う!!突如現れた謎の存在、《敵》に地球圏を奪われた人類は木星と土星に分かれ、なかば儀式化した戦争状態を続けていた――九重有嗣、クラウディオ・チェルヴォ、マクシミリアン・ルメルシェ、彼ら三人の若き天才軍人が現れるまでは……。
元長柾木が渾身の力で新時代を切り開く、これぞスペースオペラ。星海社SFムーブメントの火蓋は、今まさに切って落とされた。
以上、宣伝文の引用ですが、そんな物語です。
SFとかスペースオペラとかいう言葉が踊っています。ええ、そのとおり、SFでありスペースオペラです。
「SF……ええと、宇宙? 未来? ロボット?」
そう、そんな感じです。ロボットは出てきませんが、それくらいの認識でOKです。
難しい予備知識とかいりませんので、構えずに男たちの魂の角逐の物語を堪能していただければと思います。
mozさんが描く、流麗で気高く官能的な男たちのイラストも必見です。
あ、そうそう、流行に敏感な方へ。
今さらSFとお思いですか? 違います、今SFなのです。
それとも後追いと感じますか? 違います、今やっと始まるのです。
SFは、空想に触れてみたいすべての人のための物語です。
そして物語は、いつもあなたに寄り添っています。
2ヶ月ほど前にTwitterで以下のようなことをつぶやきました。
思いとかは別に届かなくてもいいし、そんなふうに考えるのは傲慢だけど、モノは届けたくあります。モノさえ届けば、それが流通した径路は未来への道になります。と、そんなことを思う最近であります。
そういう気持ちで、この本を作りました。
ちなみに、『星海大戦』は「最前線」にて連載中です。
本の続きとなる連載第11回も、近日中に掲載される予定です。
こっそりちょっとだけ言い添えておきますと、これは渾身のユートピア小説であったりもします。
■
猫撫ディストーション ホワイトソフト 2011-02-25 by G-Tools |
それから『猫撫ディストーション』(※18禁)が発売されて、ひと月半ほどが経ちました。
おかげさまで多くの方に楽しんでいただいているようで、嬉しいかぎりです。
ありがとうございますー。ふぁき。
■
それではー。
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
最近のコメント